青に捧げる・・・(訃報)
シンガーソングライターの河井英里さんが、去る8月4日に他界されました。
突然知った訃報に、一瞬声を上げて驚いた後、ただただ呆然としてしまいました…。
■オフィシャルサイト http://www.goocompany.co.jp/eri_kawai/
河井英里さんは、私の一番好きなミュージシャンの一人。彼女の声の響きの美しさは本当に特別なもので、透明感があるというだけでなく、物語を想起させるような不思議な魅力に満ちていました。
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河井英里さんの音楽に出会ったのは今から20年くらい前でしょうか。「ワーズワースの冒険」という素晴らしい番組があって、そのテーマソングを歌っていたのが河井英里さんでした。その曲がずっと忘れられなくて、10年以上経ってから、もう一度聴きたくなってCDを探していたら、折しも、出来上がったばかりのオフィシャルサイトが見つかってうれしい驚きでした。2002年の春先のこと。ちょうどその頃が積極的な音楽活動を再開していたタイミングだったようなのです。初のソロライブにも立ち会うことができて、その時の感動は今も忘れることができません。
それからもずっと、ライブに通いました。昨年6月に赤坂レッドシアターで開催されたコンサートは、これまでの数々のライブの中でも、とりわけ素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた、本当に印象深いステージでした。そして、それ以来となるソロのライブが7月に予定されてました。とても楽しみにしていたのですが、2ヶ月前に突然中止の案内があり、「どうしたんだろう・・・?」と心配していた矢先、この悲しい訃報が飛び込んできたのでした・・・。
年齢は自分と同じくらいだったと思います。あまりにも早すぎます。もっともっと活躍してもらいたかったのに…。最近はTVやアニメの挿入曲の歌唱が多かったけれど、私はシンガーソングライターとしての河井さんの曲がもっと聴きたかった。もう新しい曲を聴くことができないと思うと、悲しくて悲しくてたまりません。でも、もっとたくさん歌いたかったのは、他ならぬ河井英里さんご自身に違いないのでしょう・・・。どんな思いで病床につきながらも、辛い治療を乗り越えようとしていたのかを想像すると、胸が苦しくなります…。
河井英里さんの歌が、本当に好きでした。辛いことがあったときも、その歌声を聴くと救われた気持ちになりました。心から感謝しています。ライブの時に見せてくれた明るい笑顔を、ずっと忘れません。これからもずっとずっと、彼女の歌を聴き続けたいと思ってます。
心からご冥福をお祈りします。
あんなにも優れた才能を持った方が、たった2枚しかオリジナルのアルバムを出していないのは、本当に残念でならないのですが・・・どちらも本当に素晴らしいアルバムですので、ぜひ聴いてみてください。(画像クリックでAmazonのページにリンク)

最後にお会いした時に書いてくださったサイン。一生の宝物です。
























さっきニュースで知ったのだけど、スウェーデンの映画監督、巨匠ベルイマンがお亡くなりになったのだそうだ・・・。思い入れのある監督の一人だったので、とてもショックだ。享年八十九歳とのこと。また一人、20世紀を代表する巨人がこの世からいなくなってしまうのは、寂しくてたまらない・・・。
その他のベルイマン作品では「ファニーとアレクサンデル」(1982年)も私の大好きな作品です。この作品は5時間に及ぶ大作でした。初期のベルイマン作品へ思い入れのある人には評判悪いのですが、私は映画史上に残る傑作だと思っています。現在DVDで流通してるものは3時間に編集された短縮版しかないそうで残念なのですが。私はVHSに落とした完全版がまだ手許にあるので、今週末は久しぶりに見返してみようかなぁ。


「ヤギの焼肉」なんていう表現が、とってもユーモラスですよね。本当に素敵な世界。このちいさな物語に絵を付けて、絵本にしたいくらいです。この曲が演奏された時代に、皆がどんなに熱狂しながらこの曲を聴いていたのかを想像すると、楽しくてたまりません。民衆にとっては最高のエンターテイメントであったことでしょう。そしてこの時代の音楽演奏会は、様々な表現要素が混じりあう、優れたマルチメディアでもあったのだと思います。