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バスターミナルのすぐ隣りには、リガの活気ある中央市場があります。この古い駅舎のような大きな建物が中央市場。写真に写ってる3棟と、向こう側にもう1棟あって、その全部が市場になっているのです。なんと巨大な市場なんでしょう。

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市場には様々な商品が溢れ、大勢の買い物客で賑わっていました。バルト三国へ行く前に漠然と抱いていたイメージとはまったく違って、どの国も物資は非常に豊か。街には活気があります。かつて旧ソ連に支配された過酷な時代から見事に脱却し、近年は国の経済が急成長しているのでしょう。市場の賑わいと人々の快活な表情を見ていると、バルトの国々の明るい未来を感じます。

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商品の品目によって、建物とエリアが分かれています。屋外エリアにもたくさんのお店が出ていますが、建物の屋内にも無数の店舗がひしめき合っていました。すべての売り場をひとつひとつ足を止めて見ていたらキリがありません。。。

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そしてとても印象に残ったのが、鮮魚のエリアがとても充実していたこと。海に面した国々なので魚介類が豊富なのは当然だと思うですが、日本の市場のように生魚がたくさん並んでいる光景は、ちょっと不思議な感じがしました。

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とはいえ、やはり魚はあらかじめ加工された状態で売買されることが多いようです。たくさんの種類の薫製があって、元の魚の種類が想像できないものもありました。長細い形の魚の薫製が、まるでフランスパンのように立てて並べてある光景が面白かった。

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途中で見かけた惣菜類。なんだかよくわからないけど、みんな美味しそう。

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色鮮やかすぎる野菜たち。はじめて見るものもいろいろ。

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市場には食べ物だけでなく、日用品も扱っています。こんな面白いディスプレイ(?)も見かけました。ストッキングをこうして見せれば、確かにわかりやすいですよね。。 あと、女性ものの巨大なパンツとかも見かけました。ロシアンサイズかな??

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私にとっては、はじめて見る海外の市場の風景に、興奮せずにはいられません。。。あっちへこっちへと、カメラを持って一人で走り回ってしまいました。市場は、その国の台所を映す鏡。そして、その土地の人たちの暮しぶりを肌で感じることができる場でもあります。そういう場所を見て回るのはたまらなく楽しい体験。

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ちなみに、リガでの私たちの宿は「Central Hostel(http://www.centralhostel.lv/)」。 3人部屋で、1人1泊=約1000円という安さ。エレベーターはなく、私たちの部屋はかなり急な階段を上がった4階。重たい荷物を引きずっていくのは大変でしたが、安さで選んだ宿なので贅沢なことは言えません。。部屋も館内もきれいでしたし、フロントの方の対応もフレンドリーで、素泊まりの宿としては不自由に感じることはなかったです。「とにかく安いことが第1条件!」という方にはおすすめしたい宿でしたよ。

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宿のあった場所は、中央バスターミナルから東側に15分くらい歩いたところ。街の中心街とは違って、宿の周りは古びた感じの建物が多く、ちょっとくたびれた雰囲気。夜になると街灯が少なくて、ますます怪しい感じ・・・。でも危ない感じはまったくなくて、ローカルな空気感がとても心地よかったです。

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宿の近くにあった場末な雰囲気の飲み屋に立ち寄ってみました。ラトビアでもサッカーが大人気。テレビの中継に夢中になってる若い人たちが、大きな歓声を上げていました。〈続〉